『風景というのは、明らかに作る物なのです。
本当の自然という物は少ないのです。
我々は自然だ自然だと言ってるけれど、決して
元からの自然という物はないのです。
人間の作り出したものなのです。
その人間がどういう思想を持つかでその地域の
風景が決まってくるのです。』
『人間が喜ぶ自然。風景。それはそこに住む人たちが
それを造り出す以外にない、
言い換えると、そこに住んでいる人たちの心にかなったものを
作ることによって、おおぜいの人の心にも叶うものが
生まれてくるのである。
それを作った人たちの生活を豊かにすることが
大事に成るのではないだろうか・・・』
こんな一説がありました。
2009年6月1日月曜日
五月雨。
数日雨が続いています。
五月は、とても慌しい月でした。
皆さんに助けていただき、一つずつ終えることが出来ました。
この1ヶ月間、頼もしい助っ人が現れました。
大学で四年間学校茶道を、しっかり学ばれた青年J君です。
今年社会人になられたフレッシュマン。
茶道大好き。・・・半端な好きとは違い茶道の根本の考えが
きっちりとしています。
土。日。は朝から夕方までしっかりお手伝いしてくださり
初心者の方を指導して下さいました。
正座もきちっとして。・・・
茶道の物の考え方が好き。空気が好き。・・・と。
如何にしたらあのような茶人に育てられるのか・・
・・・考えます。
先週(25日)。茶事を致しました。
大先生含め5名のお客様。急なことで時間が空いたから
『ちょっと寄せていただきます・・。』・・・とのこと。
俄か仕立てでしたが、楽しい時を皆で過ごす事が
できました。
五月は、とても慌しい月でした。
皆さんに助けていただき、一つずつ終えることが出来ました。
この1ヶ月間、頼もしい助っ人が現れました。
大学で四年間学校茶道を、しっかり学ばれた青年J君です。
今年社会人になられたフレッシュマン。
茶道大好き。・・・半端な好きとは違い茶道の根本の考えが
きっちりとしています。
土。日。は朝から夕方までしっかりお手伝いしてくださり
初心者の方を指導して下さいました。
正座もきちっとして。・・・
茶道の物の考え方が好き。空気が好き。・・・と。
如何にしたらあのような茶人に育てられるのか・・
・・・考えます。
先週(25日)。茶事を致しました。
大先生含め5名のお客様。急なことで時間が空いたから
『ちょっと寄せていただきます・・。』・・・とのこと。
俄か仕立てでしたが、楽しい時を皆で過ごす事が
できました。
2009年5月14日木曜日
フーっと、一息。
最近、バタバタとした日が続いています。
時間に追われた生活は、思考力の働きが低下するような気がします。
『こなす・・・』ことに精一杯。
お恥ずかしい生活です。
今日、午前中何とか時間確保。
今週月曜日、今春省庁の茶道卒業式。
素晴らしかったです。短期間に接した茶道を
どのように受け止めたのだろうか・・・。
茶道に対しての感想は如何だったのだろうか・・・。
時間が合ったら、そんな事を尋ねてみたかった。
兎にも角にも、日本人であること。なのかな・・・。
昨年春、卒業された人たちは、どうしているのかな?
旅立たれる前に遊びに来てくださり、一緒に蛍を見に行ったことなど、思い出しました。
出会えましたこと、感謝致します。
また、お目にかかれます日を楽しみに!!
時間に追われた生活は、思考力の働きが低下するような気がします。
『こなす・・・』ことに精一杯。
お恥ずかしい生活です。
今日、午前中何とか時間確保。
今週月曜日、今春省庁の茶道卒業式。
素晴らしかったです。短期間に接した茶道を
どのように受け止めたのだろうか・・・。
茶道に対しての感想は如何だったのだろうか・・・。
時間が合ったら、そんな事を尋ねてみたかった。
兎にも角にも、日本人であること。なのかな・・・。
昨年春、卒業された人たちは、どうしているのかな?
旅立たれる前に遊びに来てくださり、一緒に蛍を見に行ったことなど、思い出しました。
出会えましたこと、感謝致します。
また、お目にかかれます日を楽しみに!!
2009年5月5日火曜日
ゴールデンウィーク。
四月も桜を愛でているうち、あっという間に過ぎ
五月を迎え、一日からは炉を塞ぎ、初風炉になりました。
『 八畳に炉畳青し更衣 』
何と、炭の小さなこと・・・。
灰形も始まりました。
切掛をだしましたので、丸灰です。
半年振りの灰の感触・・いいものです。
思いがけず、大学で四年間しっかり勉強をされた男子が
訪ねてくださり、お手伝いをしてくださいました。
お点前も呼吸の整った素晴らしい点前でした。
翌日は若い女性が大勢来られ、賑やかな初風呂の幕開けでした。
ゴールデンウィークは少し休養です。
たくさん本が読めるといいな。
五月を迎え、一日からは炉を塞ぎ、初風炉になりました。
『 八畳に炉畳青し更衣 』
何と、炭の小さなこと・・・。
灰形も始まりました。
切掛をだしましたので、丸灰です。
半年振りの灰の感触・・いいものです。
思いがけず、大学で四年間しっかり勉強をされた男子が
訪ねてくださり、お手伝いをしてくださいました。
お点前も呼吸の整った素晴らしい点前でした。
翌日は若い女性が大勢来られ、賑やかな初風呂の幕開けでした。
ゴールデンウィークは少し休養です。
たくさん本が読めるといいな。
2009年4月23日木曜日
2009年4月17日金曜日
2009年4月13日月曜日
2009年3月25日水曜日
2009年3月23日月曜日
2009年3月17日火曜日
2009年3月9日月曜日
2009年3月8日日曜日
2009年3月2日月曜日
2009年2月24日火曜日
2009年2月18日水曜日
茶の湯の『いろは・・・』
婦人画報3月号に
片岡鶴太郎さんの茶の湯の『いろは・・・』
面白い特集が目にとまりました。
”この国に生まれて、茶の湯の美意識を知らずに過ごすなんて・・・。
茶の湯には、日本の自然と共に暮らす智恵、ものごとの始末から、
社交の術、美しい日本語から、潔い精神性まで
私達の理想とするかたちが残されています。・・・略 ”
鶴太郎さんが茶事の亭主をされた後の、コメント。
『蓋をしても、茶室にくゆりはじめる釜の湯気。滅私して
相手に殉ずる、それが茶事の快楽だとしても
どうしても私というものが出てしまう。
はみ出す”湯気”さえ鍛えること、それがお茶・・・。』
なるほど。まいりました・・・!!
片岡鶴太郎さんの茶の湯の『いろは・・・』
面白い特集が目にとまりました。
”この国に生まれて、茶の湯の美意識を知らずに過ごすなんて・・・。
茶の湯には、日本の自然と共に暮らす智恵、ものごとの始末から、
社交の術、美しい日本語から、潔い精神性まで
私達の理想とするかたちが残されています。・・・略 ”
鶴太郎さんが茶事の亭主をされた後の、コメント。
『蓋をしても、茶室にくゆりはじめる釜の湯気。滅私して
相手に殉ずる、それが茶事の快楽だとしても
どうしても私というものが出てしまう。
はみ出す”湯気”さえ鍛えること、それがお茶・・・。』
なるほど。まいりました・・・!!
庭の草花を生け。一句!!
今日の花月は唱和式。貴人清次花月。菓子付花月。
花をいけ、歌を短冊に書き、詠みあげます。
一句紹介。
( 山椿 ) わが苑に 来たる鳥あり山椿
春立つ枝を 揺らし去りゆく 宗芳
五年程前からお茶を初められ、着物もさっと着られるようになり、
最近は書も始められた・・・・。OOさん
猫ちゃんと、お家に居た時とは大違い。
綺麗なお点前で大活躍です。
(お菓子) 雛の袖
花をいけ、歌を短冊に書き、詠みあげます。
一句紹介。
( 山椿 ) わが苑に 来たる鳥あり山椿
春立つ枝を 揺らし去りゆく 宗芳
五年程前からお茶を初められ、着物もさっと着られるようになり、
最近は書も始められた・・・・。OOさん
猫ちゃんと、お家に居た時とは大違い。
綺麗なお点前で大活躍です。
(お菓子) 雛の袖
2009年2月5日木曜日
2009年2月3日火曜日
少し落ち着いて。
先月、120名程のお客様をお招きした初釜が終わり、
ホッとすることも無く何やら頭の整理がつかずにいました。
社中を抱え自分の能力を超えた作業、気働き、だったのでしょう。
今日は節分。
ゆっくりの私も少し落ち着きだし、色々な事の答えが
出はじめてきました。
新たな芽吹きを感じます。
仕切り直しです。
一歩一歩着実に、遅々とした
歩みであっても良いかな・・・。と
最近の社会は不景気風が吹き荒れています。
茶道に向かい合えているだけでも幸せです。
周りに感謝し、進みたく思います。
茶道に何を求めているのか、何を大切にしたいのか
今一度、見つめ直し、ぶれのないように、見失わないように。
本末転倒の無いように思います。
今年の初釜にいらしてくださったお客様から素敵な
お手紙を頂戴致しました。
『・・・心こめて用意された茶席券から、期待を膨らませ
席入りいたしました。共感を覚える漢才の道具組みに
日頃から”和魂漢才”に憧れておりました私、大感激
でした。しみじみと長生殿の春に招かれたような、
夢ごこちに、未だ余情を楽しんでおります。・・・・』
一部です。
そんな折。家元鵬雲斎大宗匠からのメッセージ(淡交2月号)
がありました。
『京都の梅の名所として知られる北野天満宮は
菅原道真公を祀り、学問の神様として信仰を
集めています。境内には和魂漢才の碑があり、
学ぶ事の大切さを説く孔子の教えに、「論語」の
陽貨第17に六言六蔽があり、その一つに、
好直不好学、其蔽也絞
(直を好めど 学を好まざれば その蔽や絞)
「直」とは正しく視ることで、うそ。いつわりがない
という意味。つまり、学によって鍛錬されたことのない
直は閉塞状況を招きかねない。
と。
ご覧いただいていたように、何と、タイミングの良いお言葉。
まだまだ雛の私でした。
明日は、立春!!
雪間の草の春をみせばや・・・・。
ホッとすることも無く何やら頭の整理がつかずにいました。
社中を抱え自分の能力を超えた作業、気働き、だったのでしょう。
今日は節分。
ゆっくりの私も少し落ち着きだし、色々な事の答えが
出はじめてきました。
新たな芽吹きを感じます。
仕切り直しです。
一歩一歩着実に、遅々とした
歩みであっても良いかな・・・。と
最近の社会は不景気風が吹き荒れています。
茶道に向かい合えているだけでも幸せです。
周りに感謝し、進みたく思います。
茶道に何を求めているのか、何を大切にしたいのか
今一度、見つめ直し、ぶれのないように、見失わないように。
本末転倒の無いように思います。
今年の初釜にいらしてくださったお客様から素敵な
お手紙を頂戴致しました。
『・・・心こめて用意された茶席券から、期待を膨らませ
席入りいたしました。共感を覚える漢才の道具組みに
日頃から”和魂漢才”に憧れておりました私、大感激
でした。しみじみと長生殿の春に招かれたような、
夢ごこちに、未だ余情を楽しんでおります。・・・・』
一部です。
そんな折。家元鵬雲斎大宗匠からのメッセージ(淡交2月号)
がありました。
『京都の梅の名所として知られる北野天満宮は
菅原道真公を祀り、学問の神様として信仰を
集めています。境内には和魂漢才の碑があり、
学ぶ事の大切さを説く孔子の教えに、「論語」の
陽貨第17に六言六蔽があり、その一つに、
好直不好学、其蔽也絞
(直を好めど 学を好まざれば その蔽や絞)
「直」とは正しく視ることで、うそ。いつわりがない
という意味。つまり、学によって鍛錬されたことのない
直は閉塞状況を招きかねない。
と。
ご覧いただいていたように、何と、タイミングの良いお言葉。
まだまだ雛の私でした。
明日は、立春!!
雪間の草の春をみせばや・・・・。
2009年1月23日金曜日
2009年1月7日水曜日
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