今月は干菓子に吹き寄せを使います。
銀杏が出てきます。
昨日は、宗旦忌。
宗旦手植えの大銀杏。
冬将軍に魁て木枯らしが吹くと、並木に黄色い胡蝶が舞う。
鴨脚とも書き、大昔からあったといわれる古い樹木で、
非常に強く、耐火力にも優れている事から、
防火樹として用いられていたそうです。
今日は。
宗旦手植えの銀杏の枝で作られた
苫屋棗で薄茶一服。
でした。(^.^)
2008年11月19日水曜日
2008年11月13日木曜日
2008年11月8日土曜日
凪の会
凪の会。
我が家で7年前から続けている花月勉強会です。
今月の取り合わせのなかに
『桧垣紋に鶴』の鉄絵茶碗を入れました。
四年程前にいただいた志野茶碗、出番がなかなかありませんでした。
今日はさらりと、薄茶の花月に使ってみました。
・季節の提案
・鶴 の受け止め方
の提案でした。
この茶碗から楽しい会話が次々と・・・・・。
『寒夜の鶴。焼け野の雉』
から、丁度同じ日の夕刊によく似た記事が載っていました。
(奈良県立万葉文化館長。中西先生のコメントでした。)
””旅人の 宿りせむ野に 霜振らば
わが子羽ぐくめ 天の鶴群””
天平5年『738年』、日本政府が中国へ派遣した使者団に加わった
一人の男性に対して、母親はこんな歌を送りました。
当時は航海や船技術が未熟で18回派遣したうち、往復とも無事が
知られているのは1回きりでした。
母親はせめてもの願を天を飛ぶ鶴に託したのです。
鶴は昔から、寒い夜に子鶴を羽に包んで寝ると言われていたからです。
『瓜食めば子ども思ほゆ栗食めば・・・・。』
万葉集 山上憶良より
我が家で7年前から続けている花月勉強会です。
今月の取り合わせのなかに
『桧垣紋に鶴』の鉄絵茶碗を入れました。
四年程前にいただいた志野茶碗、出番がなかなかありませんでした。
今日はさらりと、薄茶の花月に使ってみました。
・季節の提案
・鶴 の受け止め方
の提案でした。
この茶碗から楽しい会話が次々と・・・・・。
『寒夜の鶴。焼け野の雉』
から、丁度同じ日の夕刊によく似た記事が載っていました。
(奈良県立万葉文化館長。中西先生のコメントでした。)
””旅人の 宿りせむ野に 霜振らば
わが子羽ぐくめ 天の鶴群””
天平5年『738年』、日本政府が中国へ派遣した使者団に加わった
一人の男性に対して、母親はこんな歌を送りました。
当時は航海や船技術が未熟で18回派遣したうち、往復とも無事が
知られているのは1回きりでした。
母親はせめてもの願を天を飛ぶ鶴に託したのです。
鶴は昔から、寒い夜に子鶴を羽に包んで寝ると言われていたからです。
『瓜食めば子ども思ほゆ栗食めば・・・・。』
万葉集 山上憶良より
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